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健康維持に役立つ品質のよいオリーブオイルを、偽物に騙されず入手する方法を解説

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こんにちは。加藤隆佑です。

オリーブオイルは、体にとてもよい油です。

そして、このような、よい油を摂取することは、体調の維持に役立ちます。

しかし、オリーブオイルの品質に気をつけて購入しないといけません。

非常に品質の悪いオリーブオイルも、出回っているからです。

オリーブオイルの種類とは?

オリーブオイルには、何種類かあります。

そのうちの最高級のグレードが、エクストラバージンオリーブオイルです。

その次に、以下のような順番で、等級が並びます。

  1. バージン・オリーブオイル
  2. オーディナリーバージン・オリーブオイル
  3. ランパンテ・オリーブオイル

等級の話から少し脱線しますが、精製オリーブオイルというものがあります。

食用に適さないオリーブから、化学的に抽出したオリーブオイルに、エキストラバージンオリーブオイルと少しだけまぜたものです。

品質の問題点からは、エクストラーバージンオリーブオイルを用いたいところです。

エクストラーバージンオリーブオイルであれば、なんでも良いか?

結論から言いますと、市場には、本来であれば、エクストラバージン・オリーブオイルとは呼んではいけない品質のものが、多数出回っています。

ちゃんとしたのも、あるのでしょうが、その数は、わずかと、されています。

イタリアといったオリーブオイルの輸出元から、日本に運ばれる過程で、以下のことが、起きている可能性も、指摘されています。

「品質のよくないオリーブオイルが、エクストラバージンオリールオイルに姿を変えている可能性」

つまり、品質が偽装されているということです。

具体的には、以下のようなことがなされているかもしれないのです。

  • エクストラバージン・オリーブオイルに他の安いオイルを混ぜる。
  • ラベルを偽造

エクストラバージンオリーブオイルの品質を信頼できないときの対処法は、2つあります。

1、オーガニック認証されているエキストラバージン・オリーブオイルを購入する

オーガニック認証をされているならば、かなり信頼することができます。

逆に、それ以外の機関の公認に関しては、あてにできません。

また、値段が高いから、品質が良いわけではありません。

専門家が良いというから、品質が良いわけではありません。

国産品のオリーブオイルから、品質が良いわけではありません。

エクストラオリーブオイルに関しては、オーガニック認証を、1つの判断基準にしたいです。

2、本物のエクストラーバージンオリーブオイルの味になれる

次に大切なことは、信頼できるエクストラバージンオリーブオイルを、定期的に用いることです。

本物の味になれれば、偽物のエクストラーバージンオリーブオイルを、あなた自身で、見分けることは、できます。

正確な表現をするならば、品質のよくないエクストラバージンオリーブオイルを用いた時に、違和感を感じるように、なれます。

私が、信頼しているものは、「ジロロモーニ 有機エクストラヴァージンオリーブオイル」です。

手始めに、こちらを用いるとよいでしょう。

本物とエクストラバージンオリーブオイルになれると、品質の悪いエクストラバージンオリーブオイルを食したときに、嫌な違和感を、感じるようになります。

それ以外の注意点を列挙します。

1、オリーブオイルを開封したら、2ヶ月以内に使い切る。

時間が経つと、劣化するからです。

2、透明なボトルに入っているものは、用いない。

ペットボトルのようなものに入っているものは、光によって、劣化します。

遮光性のボトルに入っているものに、しましょう。

3、冷暗所に保管

最適な保管温度は18度です。

執筆医師:加藤隆佑


癌治療認定医
内科学会認定医
消化器病学会専門医
消化器内視鏡学会専門医
肝臓専門医

札幌禎心会病院がん化学療法センター長

(2021年9月までは、小樽協会病院消化器内科に所属)

消化器領域のがん(食道、胃、すい臓、肝臓、胆のう、大腸)を専門としつつ、がん全般についてアドバイスをしています。

緑書房より「抗がん剤治療を受けるときに読む本」と、「大腸がんと告知されたときに読む本」を出版。

加藤隆佑医師の論文

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