薬膳セミナーの修正点、並びに重要な補足

こんにちは。加藤隆佑です。

薬膳セミナーをご購入いただきまして、ありがとうございました。

セミナーをリリース後も、新しい知見が得られたり、多数の漢方や食事療法の指導を通して、セミナーでお話していることの修正点が出てきました。

このことについては、アップデートセミナーの部分をご確認ください。

アップデートセミナーで解説できていない修正点については、以下の通りです。

抗がん剤治療を受けつつ、食事療法を行っても、効果はありますか?

効果は、あります!

ただし、副作用に悩まされないことが大切です。極端な例を1つあげるならば、副作用で、毎日嘔吐に悩まされながら、食事療法をしても、効果は期待できないでしょう。

体力を低下させない程度の副作用にして、食事療法をすることが大切です。

もし、体力・生活の質を落とすような抗がん剤の副作用を工夫しても取り除けない時は、原因となる抗がん剤を1から2段階減量してもらってほしいです。

主治医に、「副作用が辛いから少し減量してほしい」とお願いすると良いです。

ちなみに、私の診療スタイルは、はじめから1から2段階減量して抗がん剤治療をしています。

食事内容を気をつけたり、漢方を服用することで、抗がん剤を減量していても治療効果は落ちないことが、ほとんどだからです。

減量を恐れる必要はありません。むしろ、副作用で、体力・免疫力を落とす方を心配しないといけません。

●訂正1:漢方の煎じ方のスライドの修正点です。

漢方を煎じるときの容器に関しては、どのようなものでもよいとお話していますが、鉄製のものだけは避けて下さい。

ステンレス(鉄も含んでいますが、ステンレスならば、鉄が溶けてこないので、大丈夫です)、ホーロー、ガラスといった素材であれば、よいでしょう。

●訂正2

びわの種を推奨していましたが、入手が少し難しくなりました。入手ができない場合の代替品は、杏仁(アンズの種の粉末)4グラムになります。

この経緯や購入先は、こちらをご参照ください(パスワードは数字の2です)。

入手できた場合は、びわの種でも大丈夫です。

人によっては、びわの種の方が飲みやすいと言われる方もいらっしゃいます。

●訂正3

「お粥」というタイトルのスライドがあり、そこに、お粥のレシピが1つあります。塩を加えることを記載してありませんでしたので、塩を味付けとして、加えてください。

補足

黒ニンニクよりも効果的なニンニクの取り入れ方についても、ご一読ください。

さて、今後も、内容をバージョンアップすることがあります。その折には、ご連絡いたします。