こんにちは。加藤隆佑です。

私は、がんの勢いがあるときは、3日に1回くらい、「ファスティング強化プラン」をすることを提案しています。

それが難しくても、できる範囲で、取り入れて欲しいです。

たとえば、1週から1ヶ月に1回は、やってみてほしいです。

特に、注射の抗がん剤を投与する日にファスティング強化プランをすることは、オススメです。

そして、それ以外の日は、腹7分から腹8分の食事を心かげて欲しいです。

先日も、臨床研究においても、ステージ4における、がんの寛解する確率を上げるという結果が出ています。

(この臨床研究では、寛解率を10倍くらいにあげるという結果でした。)

臨床研究で、提示されていた事例

臨床研究では、複数の寛解した事例が紹介されていましたが、そのうちの1つをご紹介します。

すい臓がん、肝転移の方

化学療法と同時に、ファスティングを行い、寛解となる。

その後は、抗がん剤なしで、ずっと、がんが消失した状態を維持

(画像をクリックすると拡大します)

左が治療前の図(矢印ががんの部位です)

右が治療後の図(以前あったがんのところ(矢印)には、何もありません)

グラフは、腫瘍マーカーの推移です。

ファスティング強化プランとは?

ファスティング強化プランは、こちらの内容です。

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日中の6時間以内の間に、以下のような食事をとる。

・梅干し
・野菜果物ジュースを1から2杯
(→ファイトケミカルスープに置き換えると、よりよいです。)
・野菜サラダを1から2杯
・納豆(他の発酵食品で代用可)
(計500から600キロカロリー)

残りの18時間は、水分(もしくはお茶)を、多めにとり、
断食の時間とする。

ただし、漢方を飲んでいる場合は、継続

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注射による抗がん剤治療中におけるファスティングのスケジュール

やり方の1例をお伝えします。

抗がん剤治療の日に、あえて、ファスティング強化プランをするのが、ポイントです。

・抗がん剤の前日

腹7から8分を心がける。

・抗がん剤当日

ファスティング強化プラン

・抗がん剤の翌日

腹7から8分を心がける。

48時間かかる抗がん剤の点滴の場合

・抗がん剤の前日

腹7から8分を心がける。

・抗がん剤投与1日目

ファスティング強化プラン

・抗がん剤投与2日目

腹7から8分を心がける。

・抗がん剤投与3日目

ファスティング強化プラン

飲み薬のときは、3日に1回とか、1週に1回といった感じで、できる範囲でやってほしいです。

ファスティングは、できる範囲でやることが大事です。

今回は、1つの型を提示しただけであり、長く続けることができるように、臨機応変に、とりいれていってください。

ただし、点滴の抗がん剤治療をしている場合は、点滴の抗がん剤治療の日に行うことを、優先してほしいです。

抗がん剤以外の日は、できる範囲で、必要な体重を維持できる範囲で、ファスティング強化プランを意識してください。

ファスティング強化プランができないときであっても、食べすぎず、腹7から8分の食事量を意識してほしいです。

毎週、注射の抗がん剤をしていて、毎週、ファスティングができないという方もいるかもしれません、そのようなときは、できるときに、していただければよいです。

内服の抗がん剤に関しましても、できるときに、していただければよいです。

どのくらいの間隔でファスティング強化プランをしたら良い悩まれている方は、実際に1回挑戦してみてから、間隔を決めると良いです。

続けることが大事なので、やれる範囲で、やってほしいです。

最後に、体重を落とさないようなファスティングのコツは、こちらです。