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オプジーボという抗がん剤は、肺がんに対して、信じられない効果があります。

 2018/11/27 肺がん  

こんにちは。加藤隆佑です。

肺がんにオプジーボという免疫チェックポイント阻害薬を、用いられることがあります。

オプジーボを投与された約2割の方に、非常に効果がでます。

具体的には、以下のような効果です。

オプジーボをやめても、がんの大きさが、ずっと、変わらない

この事実は、CA209-003という臨床試験から判明したことです。

CA209-003とは、「オプジーボの効果がある場合は、オプジーボを投与しつづけ、最長2年間投与する。その後は、オプジーボをとめて様子を見る」という臨床試験です。

この臨床試験では、2割弱の方が、5年生存されました。

そして、その2割弱の方の大半の方が、オプジーボを投与終了後も、ずっと、がんの大きさが変わらない状況が続いたという結果になったのです。

オプジーボなしでも、がんを制御する効果が、ずっと持続することは、とてもすごいことです。

実際に病院でオプジーボを用いるときも、そのようなことを見かけます。

たとえば、以下のような事例です。

オプジーボを数回投与した結果、強い副作用がでたために、オプジーボを中止。

その後、経過をみていたら、肺がんの大きさが、ずっと変わらない。

すべての方に有効な薬とはなりませんが、一部の方にとっては、オプジーボは夢のような薬になるのでしょう。

それでは、オプジーボと兄弟的な位置付けにあるキートルーダという薬剤に関しては、どうでしょうか?

印象としては、オプジーボよりも、キートルーダの方が効果があります。

これらの、薬剤をうまく利用することが、ステージ4や再発の肺がんの克服につながります。

さて、ステージ4や再発の肺がんに打ち勝つコツは、こちらにもあります。

 

ライター紹介 ライター一覧

加藤隆佑

加藤隆佑

癌治療認定医
内科学会認定医
消化器病学会専門医
消化器内視鏡学会専門医
肝臓専門医

消化器領域のがん(食道、胃、すい臓、肝臓、胆のう、大腸)を専門としつつ、がん全般についてアドバイスをしています。

がんの漢方外来も、運営しています。

小樽協会病院消化器内科主任医長

2015年には、緑書房より「抗がん剤治療を受けるときに読む本」を出版させていただく機会をいただく。

私のプロフィールの詳細はこちらです。 

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