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食事療法で優先順位の高い事

食事(薬膳)療法で優先順位の高い事

オメガ3脂肪酸の意識と体に負担のかかる油を避ける

オメガ3脂肪酸を効率的にとるならば、インカインチオイルがよいです。

がんの制御に役立ちます。

一日小さじ2.5杯です。封をあけたら、残っていても、1ヶ月で破棄です。

アルコイリス インカグリーンナッツインカインチオイル 180g

賞味期限が短いので、小さいタイプを購入されるとよいでしょう。アマゾンなどで買えます。

同時に、こちらの内容も、覚えておいてください。

良質な発酵食品

毎食、発酵食品を取り入れてください。

特におすすめは、ファイトケミカル味噌汁です。

以下のように作れます。

ファイトケミカル味噌汁の詳細

用意する材料
キャベツ  100g、タマネギ  100g、ニンジン  100g、かぼちゃ 100g
(細かく切ったもの)

4種類の野菜を食べやすい大きさに切り、鍋(ルクルーゼといった琺瑯鍋が良い)に水1000cc加え、沸騰させ、鍋に蓋をして弱火で60分間加熱する。そして、こす。

スープの部分だけを、味噌をといて、飲んでください。

一回の摂取量の目安は200cc。一日の摂取量の目安は200~400cc空腹時、特に早朝時にお茶を飲む前に摂取する。

免疫力を高めたい、あるいは白血球を増やしたいと言う時は1日3~4回空腹時(早朝空腹時、食間、食前)に摂取する。
(1日量600cc~800cc)

長期保存は野菜と一緒に冷凍してください。まとめて作ると、楽です。

味噌は1年以上かけて発酵させた昔ながらの製法での味噌がおすすめです。

味噌を連日とっても、塩分のとり過ぎで、血圧が高くなることは、原則的には生じないので、心配はいりません。

免疫アップが強化されることでしょう。

もちろん、飲みやすいように、アレンジしていただいてかまいません。

良質な材料(良質なタンパク質)の意識

納豆や卵は、非常によいです。

ただし、卵の選び方には、注意が必要です。

卵に限らず、他の食材に関しても、育てられた環境を意識して購入してください。

ちなみに、納豆は発酵食品でもあります。

発酵させると、体の中で、たんぱく質が吸収されやすくなるという側面があります。

そして、たんぱく質の総摂取量は、体重の0.1%以上を意識してください。

例えば、体重が50キロならば、最低でも、一日50グラムのたんぱく質を摂取するイメージです。0.1%より少し多いくらいの量がよいです。

デトックス

デトックスは、がんを制御する上で、重要です。

そのために有効な方法は、ファスティング(断食)です。

さて、ファスティングの方法がありますが、以下のものを第一の推奨としております。とても効果的です。

—–

日中の6時間以内の間に、以下のような食事をとる。

梅干し
野菜果物ジュースを1から2杯
野菜サラダを1から2杯
納豆(他の発酵食品で代用可)
(計500から600キロカロリー)

残りの18時間は、水分(もしくはお茶)を、多めにとり、
断食の時間とする。

体重、体調をみながら、数日に1回のペースで行う。

—–

がんの勢いがある場合は、2日(もしくは3日)に1回のペースでやることを、おすすめします。

さらに、免疫を高める漢方も、追加すると、非常によいです。たとえば、レイシなどです。

気持ちの持ち方も大切です。

追加で1つ取り入れてほしいこととしては、私の著書である「抗がん治療を受けるときに読む本」に書いてある、感謝のワーク(p220)です。

これも毎日やって頂けると幸いです。