王室にも食事をだしたりしていた、私の食事療法の先生のスープのレシピ

こんにちは。加藤隆佑です。

今日は、王室にも食事をだしたりしていた、私の食事療法の先生のスープのレシピを1つご紹介いたします。

スープは、命を養うとても大切なもの。それを美味しくできるということは、とても強みになります。

野菜だけで、ここまでおいしいスープが作れるものかと、驚きを与えてくれるレシピです。

にんにく、刻む 1片
玉ねぎ、角切り 100g
人参、角切り 100g
大根、またはかぶ 角切り 100g
長ネギ、縦割りにして、四角にスライス 80g
セロリ、四角にスライス 30g
水 900cc
ごぼう、縦割りにして四角にスライス 80g
白菜、角切り 100g
キャベツ、角切り 100g
ジャガイモ、角切り 60g
大豆、水煮   30g
植物油(菜種油やオリーブオイルなど) 大さじ 5
オレガノ、ナツメグ少々
塩、コショウ少々

(この食材や分量にこだわらなくても大丈夫です。今あるもので気軽に試してみてください)

作り方1、ボールに油大さじ 2.5、にんにく 0.3 片、オレガノ、ナツメグ、フィーヌセルブ(パセリ、バジルなど、繊細なにおいのする葉のこと)を入れ混ぜ、香り油に仕上げる。

(香り油は必須ではありません。省略可)

2、鍋に油大さじ 2.5 をいれ、ニンニク 0.7 片、長ネギ、玉ねぎ、人参、大根、セロリ、ごぼうを加え、弱火で透明色になるまで 10 分くらい炒める。

3、 2に水をいれ、沸騰させる。蓋をして 30 分ほど煮る。時々アクを取り除く。

4、2にキャベツ、白菜、ジャガイモを加え、蓋をして、弱火で煮る。

5、2に豆とあればその煮汁を加え、蓋をして弱火で 5 分ほど煮る。塩、コショウで味を整え、火を止める。1の香り油を適量加える。

さて、このレシピの解説です。

これはフランスの田舎風のスープの原型です。いかに野菜のうまみをだすかのエッセンスが、このレシピには、あります。

はじめは試しに、塩、こしょう、香り油は一切加えないで、作ってみてください。

野菜の味をとても楽しめるはずです。

がんになると、動物性たんぱく質の摂りすぎは控えた方がよいのですが、その結果、食事がとてもひもじいと言われる方がいます。

しかし、工夫をすることによって、野菜だけでも、とても味を楽しめながら、飲む事ができます。

ちなみに、このレシピのコツは、元気のいい野菜を使うことです。

また、ごぼうの香りもとても大切。香りを逃がさないように、包丁の背の部分、もしくは、たわしで土を落として、3回くらい水であらう程度の処理で十分です。

ごぼうを水につけすぎると、匂いがとぶので、よくないです。

また、野菜を切る大きさですが、基本は食べるときのスプーンにのる大きさです。

もしお子様に食べさせるなら、お子様のスプーンの大きさに、あわせます。

お肉を加えるのであれば、このスープをベースにして、お肉を加ましょう。

応用のきくスープのレシピです。