動物性たんぱく質を、極端に制限はしなくてもよいです。
セミナーDVDにて、動物性たんぱく質を取りすぎないことをお伝えしました。
そして、飼育環境がよい羊肉、卵、そして青魚を推奨していました。しかし、ここで誤解を与えしまった可能性があるので補足します。
良質な環境で育てられたものであれば、豚肉、牛肉、鶏肉なんでも構いません。
そして、植物性たんぱく質であれ、動物性たんぱく質であれ、良質な環境で育てられたものであれば、バランスよく摂取してください。
一方で、良質な環境で育てられた動物性たんぱく質を入手することは、難しいという問題点があります。
しかし、羊肉、鶏肉、卵に関しては、良質な環境で育てられたものを入手することは、それほど難しくはありません。
抗生剤や遺伝子組み換えを用いない飼料(理想は有機の飼料)や、牧草で育てられたことを確認できるものを購入するように心がけてください。
この点は非常に重要なことになります。
そして、そのようなお肉や卵をどうやって入手するかは、サポートメールで解説いたします。
動物性たんぱく質が多すぎると、腸内で不消化を起こしやすくなる。
そのような観点からは、「植物性たんぱく質の量>動物性たんぱく質の量」(もしくは「植物性たんぱく質の量=動物性たんぱく質の量」)にした方が無難でしょう。
「野菜炒めのときに、お肉を少しアクセント程度に入れるイメージ」でお肉をとり、「ステーキのようにドカンとお肉を食べること」を避けるイメージです。
良い環境で育てられた卵は、1日に1から3個は、食べると良いです。
コレステロール値をあげることがないことも判明しているので大丈夫です。とても、良質なたんぱく源になります。
また、海の汚染はひどいので、魚は放射能汚染の少なそうな産地の青魚を中心に、週に4〜6回程度にしてください。
同時に養殖の魚も避けて欲しいです。
以上のことに注意を払えば、動物性たんぱく質を摂取することに、抵抗を感じる必要は全くないです。
そして、たんぱく質の総摂取量は、体重の0.1%以上の量を意識してください。
例えば、体重が50キロならば、最低でも、一日50グラムのたんぱく質を摂取するイメージです。0.1%より少し多いくらいの量がよいです。
とるべきたんぱく質で優先順位の高いものは?
納豆といった発酵食品・卵は、かなり優先順位は高い摂取すべきたんぱく質です。
また、植物由来のものたんぱく質としては、豆系のものを増やしましょう。大豆、ひよこ豆、赤いんげん、黒インゲン、青エンドウなどです。大豆に偏らず、いろんな豆を利用すると良いです。サラダにミックスしても良いでしょう。
「有機蒸しミックスビーンズ」という手軽に豆を取れる製品もあります。
豆腐だけとか、豆乳だけとかに偏った植物性たんぱく質のとり方はダメです。
そして、良い環境で育てられたお肉も、取り入れてください。