抗がんの漢方講座の補足事項
講座において杏仁という漢方をご紹介していますが、1日あたり4グラムとしています。
1回あたり4グラムでないので、注意をしてください。
次に、たくさんの漢方を飲むのが大変なときに、水分の量を減らして、楽な飲み方にする方法を2つご紹介します。
煎じる生薬を含む場合
煎じる漢方、病院の処方された顆粒の漢方をティーパックにいれます。
そして、40分~60分くらい煮出します(沸騰したら弱火にする)。
もし、水にとけるレイシのサプリメントも飲む場合は、最後の3分のところで、鍋の中に入れます。3分もすれば溶けるでしょう。
それを冷蔵庫に入れて、2から3回に分けて飲みます。
煎じる生薬がない場合
例えば、水にとけるレイシのサプリメント、人参養栄湯(顆粒)、十全大補湯(顆粒)、杏仁(粉末)の場合は、
水にとけるレイシのサプリメント、人参養栄湯(顆粒)、十全大補湯(顆粒)を、150ccくらいの中に入れて沸騰させると1分から3分で溶けます。
これを2から3回に分けて飲むことになるわけですが、飲むときに杏仁の粉末を入れて飲みます。
例えば、杏仁4グラムを2回に分けて飲み、さらに、漢方が溶けた液体も2回に分けて飲むとしたら、
朝と晩に、「漢方が溶けた液体に、杏仁2グラムを入れて飲めば良い」ことになります。
そうすれば、複数の漢方であっても、水分量をかなり減らして、楽に飲めます。
漢方を飲むときに水分量をなるべく減らして、負担なく飲める工夫も取り入れて欲しいです。
漢方の品質の低下に関して
近年になり、漢方の品質の低下が懸念されています。