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アトピー性皮膚炎において、ジクジクした湿疹が、なかなかよくならないケース

こんにちは。加藤隆佑です。

私は、がんの治療を専門にしていますが、アトピーの漢方治療にも力をいれています。

そこで、本日は、「ジクジクした湿疹が、なかなかよくならないケースのときの、対処法」について、解説いたします。

このような場合は、アトピージクジクした湿疹が、アトピーの悪化だけではなく、他の病気を合併していることがあります。

考えないといけない病気は、以下のものです。

とびひ

とびひには水ぶくれができるもの(疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん))と、かさぶたができるもの(痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん))の2種類があります。

アトピー性皮膚炎の患者さんは皮膚のバリア機能が低下しており、とびひにかかりやすいので注意しましょう。

一方で、成人の場合ですと、とびひの頻度は低いです。

カポジ水痘様発疹症

これは、単純ヘルペスが皮膚に炎症を起こした結果です。発熱や局所の痛みがあります。

それ以外に、接触性皮膚炎、自家感作性皮膚炎で、あることもあります。

このような場合には、アトピー性皮膚炎の治療に加えて、合併した病気の治療もしないといけません。

自宅で行えるツボ治療で、アトピーをもっと改善させられます。

ツボ治療に漢方を加えると、アトピーの改善をさらに促すことができます。

ステロイドを減量を試みる場合のリバウンドを避ける確率を、高められます。

漢方の詳細は、こちらです。

 

ライター紹介 
加藤隆佑



癌治療認定医
内科学会認定医
消化器病学会専門医
消化器内視鏡学会専門医
肝臓専門医
小樽協会病院の消化器内科主任医長

アトピー性皮膚炎といった、様々な病気に対しての漢方治療も行っています。

緑書房より「抗がん剤治療を受けるときに読む本」と、「大腸がんと告知されたときに読む本」を出版。

この記事を書いた著者のことを、もっとよく知りたい方はこちら