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副作用があるときには、抗がん剤を減量してもらうことが大切

● 副作用があるときには、抗がん剤を減量してもらうことが大切

こんにちは。加藤隆佑です。

あなたが投与されている抗がん剤が、どの程度、減量されているかは、簡単にわかります。

1、はじめに、体表面積を計算します。

2、以下の表から、あなたが、受けている治療に、該当するものを選びます。

そして、標準的な投与量、減量された場合の投与量を、計算しておきます。

3、最後に、実際にあなたが、治療をうけている最中に、どのくらいの抗がん剤が投与されているかを、確認します。抗がん剤の入っているボトルをみたら、わかります。

もし、副作用が辛い時で、まだ、抗がん剤を減量できる余地があるときは、主治医に、減量できないかを、お願いしてみましょう。

かなり専門的な話に聞こえるかもしれません。難しければ、読み流してもらっても、かまいません。

ただし、副作用がつらければ、「もし抗がん剤を減量できる余地があるならば、減量をお願いします」という趣旨の内容を、主治医にお伝えください。

教科書的には、それ以上減量する余地がない場合もあることでしょう。

そのような場合で、副作用が辛い場合には、以下のことを、考えないといけません。

1、主治医に、副作用対策を強化してもらう

2、漢方、薬膳といった東洋医学的な視点から対策を考える

それでも、改善しないならば、さらに抗がん剤の量を減らすか、他の抗がん剤に切り替えることになります。

教科書的な減量の基準よりも、さらに抗がん剤を減らす時は、効果が落ちることが、予想されます。

したがって、抗がん性の高い漢方をたしたり、ハイパーサーミアをたしましょう。

そうすれば、さらなる減量による不利益を、減らせるでしょう。