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乳がんステージ2の完治を目指す治療を医師が解説!生存率をもっとあげる工夫とは?

こんにちは。加藤隆佑です。小樽協会病院という総合病院で、がん治療を専門として、働いています。

さて、今日の本題です。

乳がんの手術後の再発率を、より下げることは、できます。

再発率を0に近づけることを目指しましょう。その結果、生存率をあげて、完治を目指すことは、できます。

そして、乳がんに負けない体を作っていくのです。

私の17年間のがん治療の経験と、医学的なデータをもとに、乳がんを克服するコツを説明いたします。

 

目次

乳がんの再発率を下げて、生存率を上げる事はできる。その方法とは?

以前に比べると、乳がんは、よりいっそう治すことのできる病気になっています。

ステージ2の5年生存率は、9割近くあります。

しかし、他のがんと大きく異なる点は、長い期間に渡って、再発のリスクが、つきまといます。

10年以上してから再発することも、珍しくありません。

また、リンパ節への転移の数が多いと、再発率は上がってしまいます。

そうであったとしても、長期間にわたって、がんを抑えて、再発を抑えることは、できます。そして、完治を目指しましょう。

そのための方法を、順を追って説明していきます。

乳がんステージ2の標準的な治療の問題点と、注意点

標準的な治療とは何?

治療方針は、手術で取り除ける場合は、乳がんを取り除くことになります。

そして、ステージ2の診断になれば、手術の後、しばらくの間、抗がん剤治療を受けることになります。

がんを手術で全部切除できたように見えても、その時点で、すでにがん細胞が別の臓器に転移している可能性があるからです。

ちなみに、ステージ2は以下のような状態です。

・ステージ2A:しこりの大きさが2センチ以下で、わきの下のリンパ節に転移がある状態。もしくは、しこりの大きさが2から5センチでリンパ節や、別の臓器への転移がない状態。

・ステージ2B:しこりの大きさが2から5センチで、わきの下のリンパ節に転移がある状態。もしくは、しこりの大きさが5センチを超えるが、リンパ節や、別の臓器への転移がな状態。

術後の抗がん剤治療は、負担のない範囲で抗がん剤治療を受けることは大切です。

また、乳がんの細胞には、いくつかの顔つきがあります。

顔つきを決める1つの要素が、がん細胞の中に、ホルモン受容体があるか、無いかです。ホルモン受容体があると、女性ホルモンが、がんの増殖を促すことになります。

そして、ホルモン受容体を邪魔するお薬を使えば、がんの増殖を止められることになります。

がんの顔つきを決めるもう1つの要素が、HER2というタンパクが、がん細胞上にあるか、無いかです。

HER2というタンパクがあれば、HER2を遮断するお薬を用いると、がんは、小さくなります。

以上のことを踏まえて、以下のような5つのグループにまとめられます。

グループごとに、治療に用いられる薬が決まっています。どのような薬を用いるかを判断するために、5つのグループの、どこに、該当するかを決めることが、大切なのです。

再発する確率が高い場合には、薬物療法(ホルモン療法、抗がん剤、分子標的薬)や放射線治療を、受けることになります。

さて、その際の問題の1つに、以下のようなことが、たまに起こることがあります。

手術後に、再発率を下げるために、「抗がん剤療法を受けたほうがよいか?」の判断が、医師によって異なる。

そのような場合は、Oncotype DX®検査という検査を受けるとよいです。

遺伝子検査をすることにより、抗がん剤治療を受けたほうがよいかが、分かるのです。

日本では、いまだに保険診療では受けることができない検査ですが、アメリカやヨーロッパでは、保険診療で受けることができる検査です。

具体的には、以下の状態のときは、Oncotype DX®検査を受けると良いです。

  • 閉経前および閉経後のリンパ節転移陰性であり、さらにホルモン受容体陽性の浸潤性乳がん
  • リンパ節転移陽性であり、さらにホルモン受容体陽性の浸潤性乳がん

以上の検査を受けることにより、「本来であれば受ける必要のない抗がん剤治療を、受けてしまうこと」を、避けられます。

 

化学療法の効果

また、抗がん剤治療を術後にすることになったならば、以下のどれかの治療になることが多いです。

  • アドリアマイシン+エンドキサン(AC療法)
  • AC療法を数回した上で、次にタキサン系の薬剤(パクリタキセルなど)
  • エピルビシン+エンドキサン+フルオロウラシル(FEC療法)を数回した上で、次にタキサン系の薬剤

がん細胞にHER2タンパクを認める時は、ハーセプチンという薬剤も、上記の治療に加えます。

ホルモン受容体が陽性のときは、以下のどれかの薬剤が、用いられることが多いです。

アナストロゾール(製品名は、アリミデックス)、エキセメスタン(アロマシン)、レトロゾール(フェマーラ)、タモキシフェン(ノルバデックス)、トレミフェン(フェアストン)、フルベストラント(フェソロデックス)

ホルモン療法の副作用は、手のこわばり、骨折、更年期障害

朝、起床したときの手のこわばりや、膝、手、手首の痛みを訴える方は、多いです。これらの症状は、次第に改善しますが、一部の方は、なかなか改善しません。

そのような場合は、薬剤の調整をすることも、必要となります。

また、一部のホルモン療法によって、骨密度が低下したり、骨折しやすくなるので、骨密度を定期的に測定することも、必要です。

ホットフラッシュといった更年期障害がでることもあります。

更年期障害の症状は、漢方で、改善するケースは多いです。

抗がん剤といった薬物療法によって、何パーセント再発率が下がる?

さて、再発防止のための、薬物療法の適応があるときに、薬物を加えることにより、10%ほど再発率を下げることができると、されています。

注意点として、「薬物療法の効果は、再発率という視点だけから評価するわけではない」ということが、あげられます。

薬物療法を受けないときに比べて、再発するまでの期間を先延ばしできたならば、抗がん剤を受けた利益を享受していることになります。

また、同じステージ2でも、がんの顔つきによって、5年生存率は異なります。そのあたりのことを詳しく知りたい方は、「predictnhs.uk.site」や「Cancermath」というサイトも、利用してみてください。

ステージ2の乳がんの抗がん剤治療は絶対に受けるべき?

将来的に、再発するかどうか分からない以上は、負担のない範囲で抗がん剤治療を受けるというのが、妥当になってくるのでしょう。

一方で、以下のような事実があることを、忘れるべきではありません。

  • 抗がん剤治療を受けても、再発率という視点からは、10%程度下がる程度。
  • 抗がん剤治療を受けなくても、再発しない人は、それなりにいる。

以上を踏まえると、手術後の抗がん剤治療を受けるかどうかは、以下のことも含めて、検討しても良いでしょう。

  • 治療に対する価値観
  • 体力
  • 認知能力(薬の自己管理や副作用のセルフケアができるか?)
  • 経済的な問題

実際に治療を受けてみて、副作用で辛ければ、いつでも抗がん剤治療を、やめることは、できます。「辛くなったら、抗がん剤をやめよう」と気持ちで受けた方が、気持ちも少し楽になるかもしれません。

また、再発を抑えるのは、抗がん剤だけではないことを、忘れるべきではありません。

手術で容易に切除できる乳がんも、先に抗がん剤治療をするケースがある

トリプルネガティブの乳がんであれば、手術をした後に、抗がん剤治療が必須です。

このように、手術を受ける前から、抗がん剤治療が必須であると予想される場合には、たとえ、手術で容易に切除できる乳がんであっても、先に抗がん剤治療をするケースがあります。

先に抗がん剤をすることにより、乳がんが、再発するリスクを、ある程度予測できることがあるからです。

特に、ルミナルBの乳がんでHER2陰性のものや、トリプルネガティブ乳がんでは、抗がん剤治療により、乳がんが全て消失したら、非常に予後がよいことが、判明しています。

予後がよいかを見極めるために、先に抗がん剤治療をすることがあるということです。

一方で、ルミナルBの乳がんで、HER2陽性のものや、ルミナルAの乳がんの場合は、そうではありません。

抗がん剤治療により、乳がんが全て消失しても、そのことが、予後がよいことを意味するわけではないことが判明しています。

万が一、トリプルネガティブの乳がんの診断となり、抗がん剤治療をしても、がんが、すべて消失しなかったとします。予後が悪いということになります。

その場合は、追加の抗がん剤治療として、ゼローダという薬を半年間飲むことになっています。

東洋医学(漢方)に効果はあるのか?

漢方を飲むメリットは、以下のようなものになります。

  • 手術後の体調を良くする。
  • 抗がん剤の副作用を減らす。
  • がんの再発を抑える。

西洋医学で用いられる薬に比べれば、漢方のデータの数は少ないです。

しかし、上記のことを支持するデータは、複数あります。

さらに、私をはじめ、漢方の専門医は、「漢方が、がんに対して効果があること」を、多数のがんの方への治療の経験から、分かっています。

漢方は、取り入れる価値の非常に高い治療です。

最近は、保険診療で漢方を処方できるようになっています。そして、漢方に、理解を示してくれる医師は、増えています。

ちなみに、より専門性の高い漢方を処方する医師は、煮出して(煎じて)飲む漢方を用います。そちらの方が、概して、効果は強いです。

乳がんの再発を抑えるために、漢方は取り入れるべき価値の高い治療です。

乳がんの再発を抑える方法の詳細は、こちらです。

食事を工夫すると、再発率を抑えられるか?

877症例の、胃がんの手術後の生存率と食生活の関連を検討した、愛知がんセンターからの報告

豆腐を週に3回以上食べていると、再発などによるがん死の危険率が0.65に減る。

生野菜を週3回以上摂取している場合の危険率は0.74になる。

これは胃がんにおいて、食事内容を気をつけると、再発率が下がり、より長く元気に過ごせたというデータです。

胃がんだけでなく、乳がんでも、同じことは言えるでしょう。

がんを抑えることと、食事内容には、強い関係があることを、知っておいてほしいです。

乳がんの手術後の5年生存率

上記のデータは、2005年から2007年の間に、肺がんの診断や治療を受けた患者様に基づいたデータです。

乳がんの5年生存率を説明するときには、このデータが用いられることが、多いです。

つまり、10年前の治療に基づくものですので、現在の発達した治療であれば、よりよい治療成績になっています。

また、データは平均的、かつ確率として推測されるものであるため、すべての患者様に当てはまるわけではありません。

5年生存率のデータには、再発した方も含まれており、生存率は完治率を意味する訳ではありません。

乳がんの再発を抑えるための、抗がん剤治療の副作用は、もっと楽にできる。

抗がん剤は、がん細胞だけでなく正常な細胞にも影響を与えます。

特に髪の毛、口や消化管などの粘膜、あるいは血球をつくる骨髄は、影響を受けやすいです。その結果、脱毛、口内炎、下痢が起こったり、白血球の数が少なくなることがあります。

その他、全身のだるさ、吐き気、手足のはれ、しびれ、心臓への影響として動悸(どうき)、肝機能障害、腎機能障害が出ることもあります。

こうした副作用が、どの程度出るかに関しては、個人差があります。

副作用が著しい場合には、抗がん剤の量を減らしたり、抗がん剤治療の中断を検討することもあります。

副作用がひどいと、体力を消耗するからです。高齢の方ですと、そのことがきっかけで、寝たきりになることもあるのです。

そのようなことは、寿命が短くなることにも、つながります。

あなたが、辛いと思っている副作用を、主治医に、しっかり伝えましょう。あなたが、しっかりと主治医に伝えないと、副作用で苦しんでいることが、分かってもらえません。

そして、副作用対策をしてもらいましょう。

そうすれば、かなり楽に治療を受けることができますよ。

繰り返しますが、最近は副作用を、かなり取り除けるようになってるのです。

抗がん剤の副作用を取り除くために、◯◯を伝えないといけない。

例えば、以前は、吐き気で悩まれる方が、非常に多かったです。しかし、最近は、そのようなことは、減りました。非常によく効く吐き気止めが、使えるようになったからです。

以前とは、比べものにならないくらいに、吐き気に悩まされずに、治療を受けられるようになってきています。

そのような事実があるにもかかわらず、吐き気に悩まされながら治療を受けられている方がいらっしゃるのも、事実です。

その原因として、以下の理由があげられます。

  • 副作用で苦しんでいることを、主治医が把握できていない。
  • 主治医が副作用対策を熟知していない。

本来であれば悩まなくてもよい症状に、悩まされることは、多いです。

普段から、医師とのコミュニケーションを、しっかりとることが、必要です。どうしても、副作用がとれない場合は、セカンドオピニオンで、他の医師の意見を聞きましょう。

私の外来にも、そのようなお悩みで、受診される方は、いらっしゃいます。

副作用の原因で、もう一つ忘れてはいけない理由は、過剰な量の抗がん剤が投与されていることがありることです。

もう少し具体的にお伝えします。

抗がん剤は、体重と身長から、投与量を計算しますので、体重が減ったならば、抗がん剤の量を、減量しないといけません。

しかし、なんらかの理由で体重が減ったにも関わらず、減る前の体重の量から計算された抗がん剤の量で、投与されていることがあるのです。

それは、過剰な量の抗がん剤になり、強い副作用がでることになります。

体重の1キロ程度の減少は、気にしなくてもよいですが、それ以上の体重の減少のときは、主治医に伝えるべきです。

抗がん剤による口内炎は、もっと楽にできます。

エレンタールという栄養ドリンクがあります。これを飲むと、抗がん剤によってできる口内炎を減らすことができるというデータがあります。

データの数は少ないのですが、その効果を実感して、診療に利用している病院も複数あります。

私もエレンタールの効果に驚き、よく用います。

広く普及していない治療で、あなたの主治医が知らない治療法であったとしても、効果的な治療法は、あるということは、覚えて欲しいです。

そして、あなたが、もし口内炎で悩まされていたら、主治医に処方してもらえないか、頼んでみてください。

ちなみに、私の書いた本にも、エレンタールの効果のことを、書いています。

諦めないでいろいろ調べてみると、あなたの悩みを解決できる方法が、あるものです。

ちなみに、私は、広くは普及していない治療方法であったとしても、しっかり調査します。

そして、良好な結果が出る可能性が高いものは、メール講座やブログなどで、ご紹介しています。

広く普及している標準的な治療だけが、治療でないのですね。

抗がん剤による吐き気は、もっと楽にできます。

抗がん剤の副作用である吐き気を、もっと取り除くことは、できます。

最近になって、非常に効果のある吐き気止めがでたからです。

しかし、その薬を主治医が適切に用いることができないために、吐き気を取ることができていないケースを、たまに見かけます。

そのような可能性があるときには、セカンドオピニオンなどで、他の医師の意見を仰ぐのも、よいでしょう。

また、あなたが、吐き気で辛い事を、伝えたつもりでも、伝わっていないことは、多いです。

そのような場合は、主治医に伝えたいことを、短い手紙に書いて、外来の診察の前に渡すとよいでしょう。

確実に、あなたの伝えたい事が伝わります。

あらゆる手段を使って、吐き気を楽にしましょう。体力の低下につながるので、必ず解決しないといけない副作用の1つです。そして、多くの場合が、解決できる副作用でもあります。

抗がん剤によるしびれは、もっと楽にできます。

乳がんで、よく用いられる抗がん剤の1つであるパクリタキセル(もしくはドセタキセル)で、特に注意しないといけない副作用があります。それは、しびれです。専門用語では、末梢神経障害と呼ばれます。

後遺症としてしびれが残り、自分で歩く事が困難になったり、ボタンを自分でつけれなくなることもあります。

しびれに関しては、適切な対処が必要です。

主治医には、しびれがでたときには、報告して、適切な対処をしてもらいましょう。

しびれは、標準療法で用いられる方法では、十分に改善しないこともあります。そのような場合であっても、しびれを改善させる別の方法は、あります。

また、しびれが、なるべく、出現しないようにする予防法もあります。

また、代替療法的な手法を取り入れることにより、副作用を緩和させることも、できます。

 乳がんの手術後に、定期的に受けた方が良い検査

医師によって、若干異なりますが、多くは、以下のようなやり方で、検査をして、再発がないかをチェックします。

腫瘍マーカー(採血):3ヶ月に1回

CT:半年に1回

腫瘍マーカーが上がったらどうするか?

定期検査の検査結果で、腫瘍マーカーが少し上昇することがあります。腫瘍マーカが少し上がった程度では、不安に思う必要はありません。

しかし、右肩上がりに上昇する場合は、注意が必要です。

たとえ、正常域内であったとしても、右肩上がりに数値が上昇するときは、再発の兆候であることが多いです。

治療に、なんらかの工夫を付け加えないといけないサインと、言えるかもしれません。

乳がんの手術後の食事で気をつけること

食事で、気をつけることは、たくさんあります。最低限気をつけてほしいことは、以下に記載します。

  • 規則正しい食事
  • 腹八分を心がけて、ゆっくりよく噛んで、食べる。
  • バランスよく、食べる。
  • アルコールをとりすぎない。
  • 便通を整える。

上記のものは、最低限すべきことです。食事とがんには、密接な関係があります。

いろいろ勉強して、がんに負けない体を作っていきましょう。

乳がんの手術後の抗がん剤治療の治療費を、安くすることはできる。

抗がん剤治療は、かなりの費用が、かかります。大半の方は、高額療養費制度を利用することになります。

つまり、一定の金額を超えたら、それ以上を支払わなくても良いという制度です。

一方で、以下のようなケースもあります。

  1. 抗がん剤治療を外来で行った方が、医療費が安くなり、自己負担額も安くなるケース
  2. 月をまたがない形で治療をうけると、自己負担が安くなるケース
  3. 薬を多量に飲んでいるケースでは、本当に飲むべき薬のみに、絞って飲んで、薬剤費を減らせるケース

3つ目にご紹介したケースは、よくあります

本来であれば飲まなくてもよいお薬を、漫然と飲んでいるケースは非常に多いです。

ちょっとした工夫や、国の制度をうまく利用すると、あなたの負担を減らすことは、できます。

病院のソーシャルワーカーに相談するのも良いです。

再発の兆候で、知っておくべきこと

再発の症状として、知ってほしいこと

再発に特徴的な症状はありません。無症状で、再発することも、多いです。だからこそ、定期的に検査を受けることが必要です。

再発の起きやすい時期と場所

乳がんの再発は、いつ起こるかは、わかりません。他のがんと異なり、治療が終わって、10年ほどして再発することも、たまにあります。

乳がんは、長期間にわたって、気を抜かず、日常生活に気をつけつつ、定期的に検査を受けることが大切です。

ちなみに、再発する場所として最も多いのは、骨です。

また、万が一、再発が見つかっても、適切な対処を行えば、完治にもっていくことも、あります。

そして、ステージ2の乳がんに負けない体を作っていきましょう。

そのために、知っておくことがあります。

乳がんに負けない方法は、こちらで学ぶことができます。

 

執筆医師:加藤隆佑


癌治療認定医
内科学会認定医
消化器病学会専門医
消化器内視鏡学会専門医
肝臓専門医

札幌禎心会病院がん化学療法センター長

(2021年9月までは、小樽協会病院消化器内科に所属)

消化器領域のがん(食道、胃、すい臓、肝臓、胆のう、大腸)を専門としつつ、がん全般についてアドバイスをしています。

緑書房より「抗がん剤治療を受けるときに読む本」と、「大腸がんと告知されたときに読む本」を出版。

加藤隆佑医師の論文

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